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「青磁社」という名の出版社は私たちで3代目となります。 第一次青磁社は昭和初期に歌集出版などを手掛けていました。 第二次青磁社は昭和40年代頃に詩集出版をメインに、やはり歌集も出版していました。 歌集出版にゆかりある社名を引き継いだ使命を、今後十二分に果たしていく所存です。


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吉川宏志ブログ(シュガー・クイン日録)

岩井謙一氏に(2010年5月25日)
text 吉川宏志

 生産的でないことを書くのは、つらいものである。

 青磁社の掲示板に、岩井謙一氏が反論を書いている。

 「吉川氏のしたことは非人間的な仕業である。」

なんだそうである。
 しかし、そもそも、

「小学生の感性と、穂村の感性では明らかに穂村の感性が劣っているのである。」

などと乱暴なことを岩井氏が書くから、しかたなく、彼の挙げた歌が模倣作であり、「穂村の感性が劣っている」という前提がおかしいことを立証するために、書かざるを得なかったわけである。
 しかも、岩井氏は実名で歌を挙げているのだが、私は匿名に変えているし、この歌が発表されたメディアもわからないので、本人が中傷されることはまずないだろう。それに、私のブログの視聴率なんて、ほんの微々たるものだろう。
 それに、意識的でなかったからといって、模倣作にならない、ということには、まったくならない。厳しいことではあるが、ほかの小学生のコンクールでも、受賞取り消しなどは起きているようである。それは岩井氏も当然、理解しているはずである。

 ただ、小学生ということもあるし、万が一ということもあるので、5月18日の記述は、多少修正して、ぼかした書き方にします。
 そのかわり、岩井氏には、次のことをお願いしたい。
 「短歌往来」に、小学生の短歌の引用に問題があったという訂正を出すことである。そうでなければ穂村弘さんに失礼だし、梅内美華子さんにも失礼だろう。

 「短歌現代」6月号にも書いたのだが、最近の岩井氏の文章は、あまりにも思い込みが激しすぎるように思われるし、「吉川氏の倫理観、人間性を疑う。」など、言葉が強圧的すぎる。私はそんなことを言われても別に気にしないけれど、あまり品のいい文章でないように思う。
 忠告として書いたつもりなのだけれど、もし受け入れられないのなら、しかたがない。
 岩井氏は、ご自分の思い通りに進んでいけばいいのである。
 
 それから、蛇足なのだけれど、

 「民度、文化度が非常に低い宮崎にあって」

なんて書くのはやめてほしいなあ。
 私は宮崎県出身であるし、先にも書いたように「牧水研究」に参加しているのだけれど、皆、宮崎の文化を高めるために、非常にがんばっていると感じる。そんな決めつけるようなことは、書かないほうがいいように思うのである。

 もう一つ、掲示板に匿名の方で、

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穂村が歌おうとしているのは、消費がコミュニケーションと
直接つながっていた時代への懐かしさなのだろうと私は考える。

もうすこし分析して欲しい。なぜ、懐旧の歌をつくるのかを。
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と書かれているのですが、私の文章はわかりにくかったでしょうか?
どのあたりを分析してほしいか、詳しく書いていただければ、そのうち書きますよ。
(いつ書けるかは確約できませんが)
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